現役機長がすすめるMicrosoft Flight Simulatorの始め方

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おはようございます。
私のYouTubeチャンネルでは、Microsoft Flight Simulator(MSFS)を使って旅客機の操縦をお見せしています。「自分もやってみたいのですが、何から始めればいいですか?」という質問をよくいただくので、今日は始め方をまとめて行きます。
MSFSとは何か
Microsoft Flight Simulatorは、地球全体が再現されたフライトシミュレーターです。衛星データをもとに、世界中の空港と地形、そして実際の気象までが再現されます。
現役のパイロットとして正直に言うと、その再現度には驚かされます。もちろん実機の訓練に使う本格的なシミュレーターとは別物ですが、「空を飛ぶ楽しさ」と「旅客機のシステムの考え方」を知るには十分すぎる環境です。
最初に必要なもの
始めるために最低限必要なのは、次の3つです。
- プレイ環境:ゲーミングPCまたはXbox Series X/S
- ソフト本体:Microsoft Flight Simulator(2024年版が最新です)
- 操縦桿(ジョイスティック):マウスでも飛べますが、飛行の楽しさが大きく変わります
いきなり全部を揃える必要はありません。まずはXboxや手持ちのPCで始めて、楽しくなってきたら機材を足していく。これで十分です。
PCで本格的に楽しむなら
Xboxでも十分楽しめますが、「世界中の景色を高画質で、たくさんのアドオンを入れて飛びたい」という方にはゲーミングPCをおすすめします。MSFSは美しい反面それなりのスペックを要求するので、映像がなめらかに動くと没入感がまるで違います。
私自身、動画制作のために高性能なPCを使っていますが、初めての方がいきなり最上位機を買う必要はありません。「RTX搭載のミドルクラス」で、まずは快適に飛べます。参考までに、BTO(受注生産)で選べるショップをいくつか挙げておきます。
どのショップも構成を自由に選べるので、予算に合わせて「まずはこの1台」を見つけてみてください。
最初の一歩は「小型機」から
旅客機に憧れて始める方が多いと思いますが、最初のフライトはセスナのような小型機をおすすめします。
これは実際のパイロット養成と同じ順番です。私たちも最初は小型機で「離陸・旋回・着陸」という飛行機の基本を体に入れてから、大きな機体に進みました。小型機で空港の周りを一周して降りられるようになる頃には、飛行機の動きが自然に分かるようになっています。
そこからA320のような旅客機に進むと、オートパイロットや航法システムの意味がすっと頭に入ってきます。
おすすめの機材
おわりに
シミュレーターの良いところは、何度失敗しても誰にも迷惑がかからないことです。夜の羽田に降りるのも、世界一周の旅に出るのも自由です。
皆さんの最初のフライトが、空を好きになるきっかけになれば嬉しいです。分からないことがあれば、YouTubeのコメントでいつでも聞いてください。




